kayesque

本と映画と、ときどき音楽 旅と雑多な考えの記録

勉強はしない?自力でTOEICの点数を3桁UPさせるおすすめ英語習慣。

なぜなのか。

 

高校卒業後、何年も放置していた英語。

今や、プライベートのやり取りは50%以上が英語だ。

ここ1年ちょっとで、気がついたらTOEICスコアが120アップしていた。

自分の世界が、ちょっと広がる話。

 

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100% メイド・イン・ジャパンの会社員

留学も海外旅行も経験せず、フツーの会社員になった。

大学の専攻も就いた仕事も、英語とは無縁だった。

それが、気がついたら日本語と英語半々の生活をしている。

英語で会議もするし、ちょっとした翻訳の仕事をすることもある。

 

Web曰く、ビジネス英語はTOEIC700〜とか800〜とか。

英語に取り組んで1年ちょっとの今、私のスコアは850。照。

英語系記事のライターには、「満点!」とか「バイリンガル!」

とかいう方が多いから、成績を晒すのは恥ずかしいのだけど。

 

でも、『純国産の会社員、大して頑張らずに英語を話せるように』

というのは、自分もびっくり、少し面白いと思ったわけで。

悩める誰かの役に「うっかり」立てたら、素敵なラッキーだと思う。

 

飛行機 乗ったら壁崩壊

きっかけは2年半ほど前。

販売職から、連休のある事務系職種に移った。

初めてのGWだもの。無駄にできない。

 

不安にうち震えながら、1人で初めての海外に行って来た。

旅先のフィリピンには人懐っこい人が多かった。

行きの飛行機から、色んな人に話しかけてもらった。化石英語でも

何とか会話になる。英語を使うことのハードルが一気に下がった。

「せっかくだから、ちゃんと勉強しよう」と思い至る。

 

この時で連絡先を交換した現地の人と、メールが続いている。

病は気からとか言うけれど、語学もメンタル案件なのかも。

 

「勉強」は続かない

帰国後しばらくは、意気込んでいた。

「本で勉強してもアウトプットは身につかない」とか

「上達したかったら英語圏に出ろ」とはよく言われることだけれど

移住する度胸はないし簡単に仕事を辞められる歳ではない。

でも、どうせなら、英語を使える様になりたかった。

 

数日に1度メールをして、時々英語のニュースを読む。

教材も用意して、「勉強」しようとしていた。

続かない。忙しいもん。

 

 

自分の回りだけ英語圏化する

一つ、思いついた。

英語圏に住めば上達するなら、英語で生活すればいいわけで。

仕事以外の時間なら意外とできる、自分の回りだけ英語圏化。

 

まず、日本語が通じない友だちを作って、コミュニケーション。

ネット社会の今、スマホ1台で世界中と繋がれる。他愛もない

会話が、いつの間にか英語力を鍛えてくれる。

 

そして、同じ内容なら、読む・観る・聴くを英語のものにする。

日々のニュースや、娯楽のための動画・音楽に、英語のものを

選ぶ。ネット上には、様々なレベルに合うものが転がっている。

 

これを始めて1年ちょっとで何となく変化を感じた。

試しにTOEICを受けてみたら、以前のスコアより120上がっていた。

 

英語圏創出

「自分の周りだけ英語圏」状態のつくり方をサクッとご紹介。

言語交換

 これは、自信がないうちからとっつきやすい。

 学習対象の言語がネイティブレベルの日本語学習者と、文字通り

 言語を交換する(添削し合う)。

 

 Web上には言語学習サイトがごまんとあるけれど、使える英語を

 身につけるには、「やりとり」することが必要だと思う。

 PCならLang-8やbusuu、スマホならHelloTalkなどなど。

 (参考: HelloTalk - Talk to the World )

 

 ここで結構友だちができる。他愛もない会話を添削つきで楽しみ

 関係を築いたらLINEやSkype、WhatsAppに移るパターンが多い。

世界中の人が集まるサービス

 変なスマホアプリがある。Slowlyという「文通」アプリ。

 互いの距離によって手紙(メール)が届くまでの時間が変わる。

 

 プロフィール写真も必要ない低ストレス系 アプリ。

 「イイね」コレクターはいない(そもそも機能がない)し、

 「友達コレクター」も少ない。アプリは日本語非対応だけれど、

 世界中から英語を話す人が集まっている。

 (参考: SLOWLY - Write a letter to the world! )

英語の記事・動画・ラジオ

 映画やYoutube動画は英語で観る。

 自分のレベルとコンテンツの内容によって、日本語字幕、英語字幕、

 字幕なしを使い分ける。

 ニュースや話題は英語の記事も併せ読み。異文化的な視点に触れる

 こともでき、視野が広がる。

 音声だけの配信サービスなら、家事をしながらでも使える。

 例えば、スマホでPodcastsを流しながら洗濯を干すとか。

 

結局、一番の近道はコミュニケーション

この1年ちょっとで、少しづつ日常に英語を取り入れてきた結果、

世界中に友達を作って、好きな時に好きな事を話すのが一番らしい。

 

英語は数学や理科・社会と違って言語だから、気の合う相手との遊

びが練習になる。友だち付き合いの言語を英語にするだけで、へら

へら笑っているうちに上達する。

 

ネイティブか否かは関係ない

相手が英語のネイティブでなくても全く問題ない。

私たちにとって、日本語を説明するのが難しいように、一般人は

母語を直感的に話している。

別の母語と英語のバイリンガルの方が余程説明がうまいこともある。

寧ろお互いに英語がカタコトでも、たくさん話すのがいいらしい。

 

遊んでいたら、国際的な仕事に手を挙げたり翻訳したりできる英語

が手に入った。

「日本から出られないから英語はな〜」と残念がっている人がいれば

ちょっと試してみてほしい。